グラフィックは、ほとんではないにしても、多くの Web ページで使われています。それが適切に用いられていれば、ユーザーはコンテンツの内容をより容易に学習することができます。Web サイトにあるほとんどのページで使うべき重要な画像は、そのサイトのロゴです。適切に使われていれば、画像、アニメーション、ビデオおよび音声は Web サイトにとても大きな価値を付加します。アニメーションを使用する際には、アニメーションが始まる前にそのアニメーションのことを紹介するのはよいことです。
多くの画像は、特に接続速度の遅い環境では、読み込むのに長い時間を必要とするだけの容量があります。画像を使用しなければならない際は、デザイナーはそのグラフィックがページの読み込み速度を遅くしないようにするべきです。大きな画像を使う際には、そのサムネール画像を使えば、ユーザーは待たされることなくその画像をプレビューすることができます。
ユーザーが画像の内容を理解しやすいように、画像にキャプションを提供する必要があることもあります。ユーザーテストでは、Web サイトの画像が本来伝えようとしたメッセージが伝わっているかどうかを確認すべきでしょう。多くの場合、何らかのデータを伝える際には、ユーザーが早く正しく理解しやすいようにチャートやグラフで表現すべきです。
ページの背景として画像を用いるのはよいことではありません。複雑な背景画像はページの読み込み速度を遅くして、ユーザーがその前景にあるテキストを読むのに邪魔になります。
熟練したユーザーは、グラフィックを広告だと思って無視する傾向があります。デザイナーは、バナー広告のように見える画像を使わないようにしなくてはなりません。また、よく広告が置かれているような位置に画像を置く際には細心の注意を払うべきです。
『第14章:グラフィック、画像とマルチメディア』のガイドライン項目
- 14:1 ビデオ、アニメーションおよび音声は意味のある使い方をする
- 14:2 全てのページにロゴを置く
- 14:3 ページの上部にはできるだけ大きな画像を使わない
- 14:4 必要以上に画像を使用しない
- 14:5 リンク画像にはラベルを付ける
- 14:6 画像がページの読み込み速度を遅くしないようにする
- 14:7 大きな画像をプレビューできるサムネール画像を用いる
- 14:8 グラフィックをバナー広告のような見た目にしない
- 14:9 背景画像はシンプルにする
- 14:10 データにはグラフィックを使用する
- 14:11 データの推移を示すにはグラフィックを使用する
- 14:12 アニメーションの紹介を提供する
- 14:13 Web サイトの画像が意図したメッセージを伝えていることを確認する
- 14:14 より学習しやすいように画像を使用する
- 14:15 リアルの世界にある表現を模倣する

