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1:15 経験的知識に基づくウォークスルー評価を慎重に用いる

ガイドライン

重要度:5点満点中の2点、実証度:5点満点中の5点経験的知識に基づくウォークスルー評価は注意して行う。

解説

経験的知識に基づいたウォークスルー評価は、ユーザーによるタスク遂行テストを行う前に、明白な問題を解決するためによく行われます。ヒューリスティック評価は、タスク遂行のテスト結果と比較すると、現実に存在する問題よりもずっと潜在的な問題を検知する傾向があるようです。幾つかの調査研究が、ウォークスルー評価により予測される潜在的な問題のうち、ユーザーによるタスク遂行テストにおいて事実上の問題となるのは約25%にすぎないと示しています。そして、ウォークスルー評価では、ユーザーによるタスク遂行テストにおいて発見される問題の約13%が見逃されているとしています。ウォークスルー評価は、ユーザビリティ・テスト中に潜在的なユーザビリティ上の問題を確認するために行うのがベストかもしれません。

ソース(実証となる調査研究)

Blackmon, et al., 2002; Desurvire, Kondziela and Atwood, 1992; Hassenzahl, 2000; Jacobsen and John, 2000; Jeffries and Desurvire, 1992; John and Mashyna, 1997; Karat, 1994b; Karat, Campbell and Fiegel, 1992; Spencer, 2000.

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