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1:14 ヒューリスティック評価を慎重に用いる

ガイドライン

重要度:5点満点中の2点、実証度:5点満点中の5点ヒューリスティック評価および専門家によるレビューは注意して行う。

解説

ユーザーによるタスク遂行のテストを行う前にヒューリスティック評価(すなわち、専門家によるレビュー)を行って、明らかになった問題を解決するのが常です。ヒューリスティック評価は、タスク遂行のテスト結果と比較すると、現実に存在する問題よりもずっと潜在的な問題を検知する傾向があるので、慎重に用いなくてはなりません。ヒューリスティック評価により予測される潜在的な問題のうち、ユーザーによるタスク遂行テストにおいて事実上の問題となるのは50%以下であるという調査研究結果があります。さらに、数名のヒューリスティック評価者は、ユーザーによるタスク遂行テストにおいて発見される問題の35%以上を見逃しているとしています。ヒューリスティック評価は、ユーザビリティ・テスト中に潜在的なユーザビリティ上の問題を確認するために行うのがベストかもしれません。

ソース(実証となる調査研究)

Bailey, Allen and Raiello, 1992; Catani and Biers, 1998; Cockton and Woolrych, 2001; Nielsen and Landauer, 1993; Rooden, Green and Kanis, 1999; Stanton and Stevenage, 1998.

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