レポート:新潟県中越大震災の教訓
『災害時の情報発信とアクセシビリティ』
2004年10月23日、17時56分頃、新潟県中越地方でマグニチュード6.8の大地震が発生したことは、まだ記憶に新しい。地震の規模もかなり大きく、川口町の震度7を筆頭に、小千谷市、山古志村、小国町では震度6強と、阪神大震災以来の震度7を記録した大震災となった。阪神大震災が発生したのは10年前。その当時との大きな違いの一つにインターネットの存在がある。このレポートは、新潟県庁で新潟県 Web サイトの運営を担当する市川 彰 氏に、震災発生時から現在までを振り返っていただきながら、災害発生時の情報発信とアクセシビリティについて考察するものである。(写真提供:新潟県)
新潟県中越大震災の概要
- 発生日時:2004年10月23日 17時56分頃
- 震源地:新潟県中越地方(川口町木沢付近)
- 震源の深さ:13キロメートル
- 規模:マグニチュード 6.8
- 県内各地の主な震度
- 震度7:川口町
- 震度6:小千谷市、山古志村、小国町
- 震度6弱:長岡市、十日町市、栃尾市、越路町、三島町、魚沼市、川西町、中里村

市川 彰 氏(新潟県サイト Web マスター)インタビュー
新潟県の Web サイトといえば、日経BP社の自治体Webサイトのランキングでも1位にランクされるなど、自治体 Web サイトのベスト・プラクティスとして紹介されることも多い。市川氏の人一倍あふれる熱意と行動力がその原動力でもあるが、今回の震災では Web サイトからの情報発信を現場の先頭に立って実践した。そして、その現場にいた市川氏だからこそ語れる貴重なお話を伺うことができた。(聞き手:インフォアクシア 植木 真)
市川 彰 氏 プロフィール

新潟県総合政策部 情報政策課 電子県庁推進班 政策企画員。新潟県WebサイトのWebマスター。
新潟県中越大震災において、インターネットからの情報発信を担当。「今回の新潟県中越大震災に際して、多大なご協力をいただいている国内外の皆様に心から感謝申し上げます。私がこの震災で実際に体験したことが、各自治体における今後の災害時の情報発信のあり方を考える際の参考になれば幸いです」。同氏は、個人サイト「えがおのエナジー」でも、災害時における情報発信に関する考察を公開している。


